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多摩テック閉園へ 従業員の最後の夏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090731-00000572-san-soci
実家に行き、小さい頃のアルバムを見ると多摩テックの写真がたくさんある。
多摩テックに行くとなると、夜は眠れないわ、朝からハイテンションだわで両親も大変だっただろう。
一度、弟が酷い車酔いをして駐車場で「もう今日は帰ろう」となった事がある。
その時のボクの、駄々こねてのふてくされ様は生涯ベスト3に入る。
帰りに「ファミコンカセットを買ってやるから」という両親の言葉にもふてくされ、また泣く。
弟の具合も(ゴメン)、ファミコンカセットも、アイスクリームも、
あの長いコースのゴーカートには勝てなかった。
本田宗一郎氏の時代、
Hondaエンジンを動力とする遊戯車両に乗る子供達は、生まれて初めて体験するHondaエンジンの音、振動、そして何よりも自由に走り回る楽しさを、一生忘れないであろうという発想が原点で開設された。(多摩テックHPより)
まさに、どストライクだった。
閉園前に子供にも、あのゴーカートを楽しませよう。
園内に設けられたメッセージボードに、
《親ときた多摩テック 恋人ときた多摩テック 子供ときた多摩テック
そして今、孫とここにいます。長い間ありがとう》
と、書いてあったそうだ。
ボクは、孫とは無理だが、親、恋人、子供とは多摩テックを共有できそうだ。
自分含めた客や、従業員1人1人に永いドラマがあるんだと思うと泣けてくる。
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